『山梨名物ほうとう処 花庵』となりのお花畑では、
橙色のコスモス『黄花コスモス(オレンジフレア)』が満開を迎え、
一面に橙色が眩しく広がっております。
『黄花コスモス』の橙色と、富士山と空の青色とのコントラストが大変に鮮やかで、
少しひんやりとした心地よい風とともに秋を感じられることでしょう。
また、園内有料エリアのレイクガーデンでは遅蒔きの『ヒマワリ』が見頃となっております。
お花畑の約25万本の『ヒマワリ』はもうすでに終わってしまっており、
このレイクガーデンのものも本数はわずかですが、
とても背が高くて、人の背丈を軽くこえるものばかり、
その存在感に驚かされます。
夏も秋も同時にお楽しみ頂けるのは今だけです!
暑くも寒くもない、絶妙の季節をご堪能下さい。
『サンパチェンス』はインパチェンス属の種間雑種で、
『インパチェンス』や『ニューギニア・インパチェンス』に比べ、暑さや直射日光に強く、風雨にも倒れにくく、大変に生育が旺盛です。
さらに、お花は長い期間にわたってお楽しみ頂けるという、まさに画期的なお花です。
しかし、それだけに止まらず、
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO₂)や、自動車などの排気ガスに含まれる二酸化窒素(NO₂)、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒド(HCHO)などの大気汚染物質を従来の園芸植物より数倍も多く吸収し、
その上、『サンパチェンス』を植えたところは地表の表面温度よりぐっと低くなる、いわゆる“打ち水”の効果も持ち合わせて、
実はとってもとっても『エコ』なお花でもあるのです。
花の都公園では『サンパチェンス』を綺麗なだけでなくタフでエコなお花として、多くの株を育てています。
園内のレイクガーデンやフローラルドーム『ふらら』にてご覧頂けるほか、
フラワーショップでは販売もいたしております。
『サンパチェンス』の目には見えない働きに注目して下さい。
蜘蛛の脚のような細長い花びらを持つお花『ヒメノカリス』が花開きました。(1番目の画像)
このお花のユニークな形から、英名ではスパイダーリリーと呼ばれますが、うってかわって匂いはまるでバニラのようです。
この甘~い香りに自然と笑みがこぼれてきて満たされた気持ちになりますよ。
全天候型温室フローラルドーム『ふらら』では、この『ヒメノカリス』をはじめ、様々なお花に出会えます。
沖縄県の県花である『黄胡蝶』もご覧頂けます。(2番目の画像)
鮮やかなオレンジ色をした、蝶々のようにひらひらと舞いそうなお花です。
入口では大きな大きな『サンパチェンス』がお出迎えいたしております。(3番目の画像)
「こんなに大きいのは見たことがない」と、
訪れる方々は皆様こちらでシャッターを切られます。
花の都公園のヒマワリがようやく咲き始めました。
まだまだ蕾のものがほとんどですが。
山中湖は標高がおよそ1,000mと高く、気候が涼しいので、
開花の時期はどうしても遅くなってしまいます。
そのぶん、他の地域で見頃を過ぎてしまったお花でもこれから楽しめるといった〝時差〟があり、訪れる方々はこの〝時差〟に驚かれます。
ヒマワリもこれからどんどん開花が進み、8月中旬には見頃を迎えることになりそうです。
今年は梅雨明け後の天候不順で太陽を仰ぐことが出来ない日も続き、
お花の生育そのものも心配されましたが、
今週からはなんとか日差しが戻ってきそうです。
夏の帰還とともにヒマワリも満開となることを願うばかりです。